もみクロ?カレー?進化する【もみじ饅頭】を食べてみた/宮島の歩き方① | おでかけガイド | 国内旅行情報サイトの「日本の歩き方」

もみクロ?カレー?進化する【もみじ饅頭】を食べてみた/宮島の歩き方①

  • 投稿日:2015年09月17日

もみじ饅頭といえば、広島土産の定番。小豆あん以外にもチョコ、クリーム、チーズなど多彩で、何種類か食べたことがある方も多いはず。駅や空港でも気軽に買い求められますが、発祥の地・宮島ではどんどん「新種」が誕生しています。
一方で、一時は途絶えた元祖も数年前に復活。甘いものに目がない私。現地に急行しました。

復活した「元祖もみぢ饅頭」
老舗の温か~いおもてなし

元祖はもみじの葉がよりリアルなのが特徴(宮島に渡ってから撮影)

JR宮島口駅を降り立ったら、宮島に渡るフェリー乗り場に向かう前に、ぜひ、徒歩3分ほどのところにある「高津堂」を訪ねましょう。実は、ここが、数あるもみじ饅頭の元祖。1906(明治39)年、この店の初代が「紅葉形焼饅頭」の販売したのがはじまりです。
しかし、初代は「味や技は盗むもの」との考えから、作り方などを2代目には伝えず幻となっていました。

その後、店を継いだ3代目は、祖父が作った饅頭を復活させたいと考え、2009年、「元祖もみぢ饅頭」としてよみがえらせました。食感は、今おなじみになっている一般的なもみじ饅頭とはずいぶん違い、生地がもちっとしていて中のつぶあんとよく合います。

もみじ饅頭の元祖は、宮島口駅近くに店を構えている

「元祖もみぢ饅頭」の看板が目印

JR山陽本線の踏切そばの住宅街あるお店はこじんまりしていて、生活感も漂います。「元祖もみぢ饅頭」と店舗限定の「冷やしもみじ」を手にレジに向かうと、「お客さん、ラッキーですよ。焼き立てをご用意しました」の声。まさかそんなサプライズが待っているとは!

お言葉に甘えて、焼き立てをパクッ。生地がふかふか。私が驚きの表情を見せると、「焼き立ては違うでしょ」と笑顔で話しかけてくださり、心がほっこり。
そして、ここでしか味わえない「冷やしもみぢ」は、凍ったつぶあんとクリームが絶妙。甘党の私にはたまらない組み合わせで大満足です。
店を出る際にも「お気をつけて」と、丁寧に見送ってくださり、これぞ本当のおもてなしと感動しつつ、宮島行きのフェリーに乗り込みました。

なんと!焼き立てに巡りあえラッキー

「冷やしもみぢ」は店舗限定!凍ったつぶあんとクリームが絶妙

明治に生まれた当初は「紅葉形焼饅頭」という名前だった

元祖もみぢ饅頭 高津堂

宮島桟橋を出てすぐ!
待ち受けるのはかりんとうと、カレー?

生地がカリッ!「かりんとうもみじ」

宮島口から10分で、宮島に到着。桟橋を出てほぼ真正面にあるのが、後藤製菓です。こちらもこじんまりとしたお店ですが、売られているのは個性豊かなもみじ饅頭です。

私の目的は「かりんとうもみじ」と「カレーもみじ」。
カレー?????甘い饅頭生地とのマッチングが気になりませんか?
激辛と甘口があり、私は後者をチョイス。
注文すると「揚げますので3分ほどお待ちください」とのこと。期待に胸がふくらみます。

パン粉をまぶして揚げた「カレーもみじ」気になる味は?

宮島桟橋を出てすぐのところに店はある

パン粉がまぶしてある「カレーもみじ」。見た目はカレーパンが紅葉型になったと言ったらいいでしょうか。揚げたてをいただきました。生地の中にはカレーがたっぷり!
「おおっ!合う合う」。そうなんです。生地のほどよい甘さと、カレーの辛さが見事にマッチングしているではありませんか。
カレーパンより生地がふわふわで、饅頭というよりは惣菜パンに近いかも。2個いただけば、十分な食事になりそうです。

そして、「かりんとうもみじ」は、生地がカリッとしていて、最初の食感はかりんとう。そのあと、もみじ饅頭ならでは味が口に広がり、2つのお菓子を一気に味わえる楽しさがあります。

宮島桟橋を出てすぐのところに店はある

後藤製菓

  • 〒 739-0588 広島県廿日市市宮島町1162-2
  • 0829(44)0256
  • 後藤製菓
  • (最終更新日:2015年9月14日)

ももクロならぬ「もみクロ」
今年デビューしたての新人です

もみクロ!クロワッサンの波がここにも!

勘の良い方ならおわかりでしょう。今年のゴールデンウイークあたりにデビューした「もみじクロワッサン」、略して「もみクロ」です。じわじわと知名度を上げ、最近では地元や関西地区のテレビで取り上げられるようになりました。
実は、私、恥ずかしながらリサーチの段階ではまったく知らなかったんです。たまたま、土産物店が並ぶ「表参道商店街」を歩いていると「もみじクロワッサン、もみクロ、焼き立てで~す」との声が聞こえ、吸い寄せられるように販売する「鳥居屋」へ。

ショーケースには、サクサクの食感を予感させる、もみじが並んでいます。「この世界にもクロワッサンの波が押し寄せてきたのか」と感心しつつ、つぶあん、レモンフロマージュの2種類を味わうことにしました。

お茶よりコーヒー、紅茶が合いそう

「レモンフロマージュ」は酸味と甘さのバランスが◎

サクッ。本当に音がしっかり聞こえます。
まず、いただいたのは「レモンフロマージュ」。クロワッサン生地の特徴がしっかり出ていて、クリームは、酸味と甘さのバランスがよくさわやか。まさに洋菓子です。これは、コーヒーか紅茶が合いそうです。
生地の端までサクサクでおいしい!
そして、つぶあんは冷めてからいただきましたが、パイ饅頭のような味わいで私好み。こちらは日本茶でもおししくいただけそう。

実はもう1種類、カスタードクリームがあり、お店の方曰く、「女性に人気」とのこと。グループで出かければシェアして3種類とも楽しめそうですね。

観光センター 鳥居屋

次は何が出るのか…目が離せない宮島名物

宮島まで1時間圏内に住む私にとって身近なもみじ饅頭。改めて調べると、どんどん進化していることがわかりました。他にも珍しいものや、スイーツもたくさん!
今後も、宮島の楽しみ方を随時、ご紹介できればと考えています。どうぞ、お楽しみに!

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記事投稿日: 2015年09月17日

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山口県岩国市生まれ。岩手朝日テレビ・長崎国際テレビ出身。地元を拠点に活動中の「地方」を愛するアナウンサー。ここで紹介する動画も撮影~編集~ナレーションを1人でこなす。動画プロデュースや就活の講座を手がける。祖父が旧国鉄の車掌で、幼いころから鉄道の旅に親しんでいた「乗り鉄」派。アナウンサーの就活で乗車した今はなきブルートレインや、仲間と食べた駅弁が思い出。

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