桜の名所【錦帯橋】 おでかけはレトロなバス「いちすけ号」で
山口県岩国市の錦帯橋は、例年、3月下旬から4月上旬にかけ花見客でにぎわいます。周辺道路や駐車場は大混雑しますので、最寄りのJR各駅からは公共交通機関のバスの利用がおすすめです。特に、レトロなバスは岩国にゆかりの乗り物をモチーフにしていて、旅の演出にはもってこいですよ。
JR岩国駅から出発!【いちすけ号】は古い路面電車がモチーフ
錦帯橋の最寄り駅の1つがJR岩国駅。ここからは、地元「いわくにバス」の錦帯橋ゆきの路線があります。このうち1時間に1本、一般的なバスとは趣を異にした「いちすけ号」がやってきます。かつて、岩国市には中国地方で初の路面電車が走っていて、それがモチーフとなっています。車内も木製のいすなど、レトロな雰囲気です。
このバスは、路面電車とほぼ同じルートを通ります。1か所、昔と地形が変わらない場所があり、当時の面影を彷彿とさせます。ちなみに「いちすけ」とは、日本のエジソンと言われる藤岡市助のこと。錦帯橋近くのロープウエー乗り場には、彼の銅像があります。
山口県随一の桜の名所【錦帯橋】 五連のアーチとの共演にうっとり
錦帯橋周辺には約3,000本のソメイヨシノが植えられ、古くから桜の名所として親しまれてきました。毎年、お花見シーズンになると、出店が並び、ぼんぼりに明かりがともされます。橋のたもとには「標準木」があり、開花の目安になっています。この辺りの桜と五連のアーチの共演は、錦帯橋ならでは。カメラやスマホにその光景をおさめる人たちの列ができるほどです。
他にも、岩国城側の上流には桜並木があり、散策するにはもってこいです。地元の人たちには、かっこうのランニングコースでもあります。どこを切り取っても画になるので、あなただけのベストスポットを見つけてくださいね。
■錦帯橋
・住所: 〒741-0062 山口県岩国市岩国1丁目
・URL: http://kintaikyo.iwakuni-city.net/
記事:西村正行
※本記事は、「日本の歩き方」内、「おでかけガイド」に2016年3月11日に掲載されたものです。
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。