【徳島県・牟岐町商工会】だんじり「関船」勇壮 徳島・牟岐町 日本最大級、寄付募り復元 | 日本の歩き方|観光ニュース | 国内旅行情報サイトの「日本の歩き方」

2016
01.29

【徳島県・牟岐町商工会】だんじり「関船」勇壮 徳島・牟岐町 日本最大級、寄付募り復元

25_徳島県_01
21年ぶりに復活した関船と徳島県牟岐町民ら

 徳島県牟岐町にある日本最大級の船型だんじり「関船」が昨年11月7、8の両日、21年ぶりに復活した。町内有志がNPOを設立し、全国からインターネットで寄付を募って修繕。秋祭りで町内を練り歩き、勇壮な船出に沿道の町民は喝采を送った。

 関船は全長14㍍の木船。伝統ある牟岐八幡神社秋祭りの主役の一つで、同町のシンボル的存在だった。しかし、かつて県内有数の港町として栄えた同町も少子高齢化で人口が激減。引き手不足に船体の老朽化が重なり、関船は1994年を最後に倉庫に眠ったままとなっていた。

 町の衰退を嘆いた自営業、堀内隆弘さん(36)が活力を取り戻そうと、思いを同じくする町内の同年代に声を掛け、2014年に市民団体「カモン牟岐」を設立した。母親の死をきっかけに故郷にUターンした堀内さんが目を付けたのが関船だった。調べると、関船の老朽化はそれほど進んでおらず、日本最大級の大きさであることも分かった。堀内さんは関船の復活とギネスブックへの登録を計画し昨年、インターネットで寄付を募った。町内にあった「関船保存会」(平岡丈次会長)とも協力。ギネスブック登録はかなわなかったものの、約60万円を集め、町の補助金なども受けて復元した。

 祭り当日は雨だったが、関船は新調された色鮮やかな幕に飾られ、町の男衆に引かれてゆっくりと町内を進んだ。堀内さんは「これを機会に地元に戻ってきてほしいし、牟岐の魅力を町外に発信してにぎわいを取り戻したい」と意欲を見せた。

【和田原明、写真も】

日本最大級の船型だんじり『関船』!!

■住所:〒775-0005 徳島県海部郡牟岐町灘字宮田1-1
■HP:船型だんじり『関船』

25_徳島県_02

執筆者 和田 原明(徳島県海部郡牟岐町在住)

昭和50年徳島生まれ、徳島育ち。
魚の仲卸業を営む傍ら、前牟岐町商工会青年部長として、ご当地B級グルメ『牟岐アオリイカ黒焼そば』の開発に携ったMr.黒焼そば。
現在は県商工会青年部連合会副会長。

取材依頼・記事掲載について

取材依頼・記事掲載などに関してのお問い合わせは、こちらよりお願いします。

今月の特集

全国商工会連合会
南アルプスの歩き方
世界農業遺産
【おでかけガイド】青森の歩き方
日本で最も美しい村を巡る旅

こちらもチェック!


PAGE TOP