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ゴー☆ジャスTOO LONG INTERVIEW

「日本の歩き方」新春スペシャル企画!
地球の歩き方大使・ゴー☆ジャスが
リアルに語る[TOO LONG INTERVIEW
(長すぎんだろ〜インタビュー)]をお届けします。
地方営業の苦労話からネタ見せ番組激減という
危機的状況まで──誰も知ることのない、
お笑いタレントの素顔と本音は……。

地球儀片手に、国名ダジャレで笑いを取る、お笑いタレント・ゴー☆ジャス。
その芸風とのマッチングで、昨年2010年夏に「地球の歩き方大使」に就任したが、
お笑いタレントであるがゆえ、全国各地でのイベント営業が生業のひとつになっている。
「地球の歩き方」よりも「日本の歩き方」に熟知しているはずの彼に、まずは“営業”の裏側を訊く。

週末のイベント営業では、日本全国のいろんな場所を回っています。
ショッピングセンターのほか、パチンコ店、競輪場からも招かれた
ことがあります。主催者がイベントをあらかじめ告知してるので、
パチンコ店でも競輪場でもわざわざゴー☆ジャスのことを観に来て
くれる人も多いんです。パチンコも競輪もやらないのにわざわざ
来場してくれるという…。
その一方、こんなビジュアルだから、もともと競輪やパチンコ目当てで 来てる人は、ステージから遠く離れたところで、
「アイツ、何やってんだ?」みたいな目をしてますけどね。
まぁ、僕の芸は賛否両論あるので、(ブーイングで)モノが飛んで
こないだけいいかな。

営業は、屋内・屋外問わず、いろいろな会場でネタを見せてますけど、
屋外でのパフォーマンスのときは、僕の場合は「風」を気にします。
強い風で地球儀が飛んでいくハプニングすら笑いに替えていく…。
一応、地球儀はスタンドにテープで止めてるんですけど、それでも飛んでっちゃう。
それと、地球儀を、僕と観覧客との間で投げ合うパフォーマンスがあって、これも風向きを計算してやってます。
客席からちゃんとまっすぐ飛んでくるか、逆に、僕の方からおもいきり投げて、こっちになかなか返せないようにするとか。

四季を通じてのイベント営業に加え、お笑いタレントの繁忙期は、学園祭のある秋となっている。
ゴー☆ジャスもご他聞に漏れず、毎年秋は、週末土日のスケジュールがほとんど埋まってしまうという。
いまどきの大学祭は、いったいどんなふうにお笑いタレントたちを受け入れているのだろう。

昨年(2010年)は、その前の年よりも呼ばれた大学が多かったですね。
お笑いタレントは2年続けて同じ大学祭に呼ばれることはあまりないんです。僕もそう。だから、初めての学校ばかり。 今年も、北は北海道から南は長崎まで行きました。大学って古い建物のところが多くて、正直言って、 そんなにきれいじゃないところもある。僕の場合は着替える場所が必要なんで、「外から見えないスペース」だけは確保してもらってますが、 控え室がきれいじゃないとダメなんてことはあり得ないので、どこの大学だって行きますよ。 出来たばかりの大学はさすがにきれいで、そういうところは感動しますね。

昔、ある生放送のバラエティ番組に出たときに着替えの場所がなくて、 迷ったあげく、スタジオの向かいの公園で着替えたことがありました。まだ僕の名前が世の中に出てない頃ですが、 周りの人からは、「おかしな人がいるよぉ!」みたいな目で見られてしまい… それで、同じ番組の2回目は、近所のカラオケボックスで着替えましたね。

学園祭でのパフォーマンスの時間はだいたい15分くらいで、8ネタくらい…でも、今年行った某大学では僕だけが出演者で、 いきなり60分近くのパフォーマンスを求められました。そしたら、有り得ないくらいに学生が集まってきちゃって、
僕自身、「(ゴー☆ジャス以外に)他に見るモノあるでしょ!」って思ったほどで…びっくりしました。
「(ゴー☆ジャスは)好きでもないけど、ネタを見てみたい」という人が多いようで、いつも結構な数の学生が集まってきて、 写メを撮られたりします。で、来場した学生はその写真をmixiや自分のブログにアップしたりして、楽しんでる。
フツーの営業でのお客さんは年齢層が幅広いですから、この辺が大学祭ならではの反応でおもしろいですね。

ゴー☆ジャスが他のお笑いタレントと大きく異なること…それは何と言っても「見た目のインパクト」だ。
グラムロック風のビジュアルで、宇宙海賊のキャラを披露しているが、それゆえに、
地方営業に欠かせない“乗り物移動”において、一般タレントにはない苦労話がある。

地方営業のときは新幹線での移動が多いけど、僕の場合は荷物が多いから
極力、最後列の席を予約するようにしています。
席が取れないときは車両と車両の間に置いたり、体操座りみたいに縮こまって
座ったり…窮屈です。15キロもある荷物なので、(自由席での)新幹線は
品川駅から乗らないで、始発駅の東京駅から乗車したり、飛行機移動の場合は
スーツケースに入れてコンパクトにしたり…地球儀を置くスタンドは、
本当はガーデニング用品で、飛行機には乗せられない。フックも付いてるから
便利と言えば便利なシロモノなんですが、かなりデカくて…
でも、もうどこにも売っていない1点モノだから、大事にしています。

営業の場所は、地方と言っても“街中”が多いので、ローカル線に乗ることは
ないですね。乗ったとしても新幹線の駅で乗り換えて一駅二駅とか、
飛行場からタクシーというパターンが多い。
「地方営業はつらいでしょう?」とか「移動がたいへんでしょう?」なんて
言われることもありますけど、まったく苦じゃない。
朝7時空港出発とかでも、6時に行って、パンを食べてコーヒー飲んで…
朝食をゆっくり摂るのが好きだから、むしろ、地方営業はワクワクしますね。
…そんな移動の思い出と言えば、大分でのホバークラフト。
イベント会場が、空港から陸地を移動するより海の上を行った方が早かった場所で、それをブログで書いたら、
大分のファンの人が「ホバークラフトは今月で終わりになってしまいます」というメッセージをくれ、
ああ廃止になる前に乗れて良かったなぁ、って。

重い荷物とともに、北海道から九州までの全国縦断を続けるゴー☆ジャス。
まさに旅芸人と呼んでいい彼だが、「日本の歩き方」をどれほど知っているのか?
  いままでに47都道府県はどれだけ制覇したのか?…その現状を尋ねる。

大学祭も地方営業も日帰りのスケジュールが多く、日本全国を回ってるわりには、観光地には
ほとんど行けてませんね。空いた時間に、駅や空港の周辺を散策して終わり。
…でも、“時間はあまっているのに町の中に何も無い”場所に行ったこともあって、
カフェでコーヒーを飲みたかったんだけど、うどん屋さんしかなかった。
そのときはお腹も空いてなくて、時間を潰すのに困りましたね。
「これは、もう、うどんを食べるしかない!」みたいな。こんなことをしゃべると、
「地方営業は結局仕事だけなんだ」なんて思われちゃうけど、“自分へのお土産”はよく買います。
ご当地的な一品は必ず。旨い物のレトルト商品とか特産物とか…で、
帰りは荷物がさらに大きくなる。日本全国をまんべんなく廻ってるわけじゃなく、
どういうわけか、僕の場合は名古屋が多い。
味噌煮込みとか、名古屋は食べ物も好きですね…いままで行った土地で他に好きなのは札幌。
前回、札幌に行ったときは時間がつまっちゃって、空港で5分もなくて、おいしいものも食べられず、イカ飯だけを買って帰りました…。
大学祭と違って、地方営業は例年同じイベント会場に呼ばれたりもするので、訪れてる場所は
意外に偏りがあります。47都道府県のうち、まだ行ったことのない県の方が多い。
中国地方は行ってない。四国も全県は回っていないからまた行きたい。それと沖縄。
なかなか仕事で行く機会のないところだけど、沖縄は行きたいです!

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