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冠二郎「日本の魅力を語る」&演歌の歩き方

2009年に「秩父市観光大使」に任命された、演歌界のアニキこと冠二郎(かんむりじろう)。
昨年秋、「秩父夜祭り」の見どころを語ってくれた “アニキ”が、今年11月、歌手生活45周年
を迎えた。誰もが忘れることのできない、2011年3月11日のこと、そして、これからのこと…
日本を誰よりも愛し、「日本の歩き方」を知る冠二郎アニキに、現在の生の声を訊いた。

演歌の歩き方


――冠さんにとって、印象の深い日本の土地や思い出の場所を教えてください。
また、日本人に生まれ、日本の魅力をどこに感じていますか?

納沙布岬へのお出かけ情報
納沙布岬へのお出かけ情報
写真提供:根室市観光協会

日本は海に囲まれた島国で、その列島全土を僕はまだまだ廻りきれてないけど、本当に美しい国だよね。海を見ても、山を見ても。相次ぐ自然災害とか事故とか事件とか、いろいろなことがあるものの、戦争が間近にあるわけでもなく、とても平和な国じゃないかな。
そして、日本人は誰しも義理人情があってさ。いまの若い人だって、僕から見れば、いい人が多いよ。そりゃあ、罪を犯す人もいるだろうけど、多くの人が困った人を見たら助けるでしょう。だから、僕に言わせれば、人生の先輩も後輩も、みんな含めていい人の集まり…それが現在の“ジャパン”だね。 僕にとって思い出の場所は…北の外れの根室かな。本土最東端の納沙布岬で、流氷の海がダァーと水晶島までつながっていて、そこに夕陽の光が強く差していた…この世のものとは思えない美しさ。あの景色は忘れられないね。


それと、大阪かな。ここはとにかく人が印象的。「日本は何やってるかわからへん! でも、わしらはわしらやで。文句あるかー?」みたいなね(笑)。生粋の大阪人なんかは、独立国の人みたいよ。
大阪はね、僕が若い頃にいちばんしごかれた場所でもある。こっちが何かしゃべるとね、CDメーカーの宣伝マンが「冠さん、あかんでー。おもろないでー!」って。おもろくするために、僕は何をすればいいか分からなかったんで、ついには吉本興業のそばの不動明王が居るところに行って、手を併せてお願いしてね…「なんとか、この大阪でウケますように」って(笑)。そしたら、ウケましたねー。ご利益がありましたよ。



――多くの土地を訪れている冠さんですが、これからプライベートで行ってみたい国内の場所はありますか?

できれば、なるべく人がいないような島に行きたい。沖縄の先とかの。そこに着いたら、自分しかいなかったみたいな(笑)。山の中でもいいよ(笑)。
仕事ではいろんな場所に行ったからね。でも、乗り物の中と会場への往復ばかりで…その土地土地をゆっくり歩くなんてことはほとんどない。北海道の空港に降りて、タクシーの運転手さんに「支笏湖はどこ?」「あー、いまから通りますから」と。それで、一瞬だけタクシーの窓から観光するような旅。


――冠さんは秩父観光大使をも務めていらっしゃいますが、生まれ故郷の埼玉県・秩父は
日本の中でどのような存在ですか?

秩父へのお出かけ情報
秩父へのお出かけ情報
写真提供:秩父市観光課

秩父は僕が生まれ育った場所であり、先祖代々の土地ということで、いわば自分のルーツ。…東京に来て、何十年にもなるけど、僕はいまだに秩父の土の匂いをさせている男で、観光大使をさせていただいている。
だから、秩父は、一言で言えば、僕の誇りだね。自分の母親みたいなもの。そう、自慢の母親。まさに「母なる大地」であり、自分が還る場所です。


秩父市観光大使 冠二郎 「秩父夜祭り」を語る!

冠二郎
1949年、埼玉県秩父市出身。67年、「命ひとつ」で歌手デビュー。
91年、「炎」の大ヒットにより、ネオ演歌/J-enkaの旗手となり、カンムラ―と称される若年層の熱狂的ファンを生んだ。また、09年には、テレビ情報誌「テレビ・ステーション」で「男じゃないか 女じゃないか」を連載し、演歌界のアニキぶりを発揮した。
同年、秩父市観光大使に就任。NHK紅白歌合戦出場3回。


お前のために

最新シングル

お前のために

作詩/三浦康照 作曲/小野彩 編曲/櫻庭伸幸
コロムビアミュージックエンタテインメント

旅路の果て

2011年1月リリース

旅路の果て

作詩/三浦康照 作曲/小野彩 編曲/櫻庭伸幸
コロムビアミュージックエンタテインメント


冠二郎 さすらい 旅唄

ベスト盤ヒット中!

冠二郎 さすらい 旅唄

1.俺のふる里 2.しのび酒 3.恋唄綴り 4.逢いたかったぜ 5.旅の終りに 6.北国の春 7.ほろよい酔虎伝
8.流氷岬 9.さすらい10.みれん酒 11.旅の夜風 12.北の旅人 13.のぼり竜 14.酒よ 15.満天の星 16.小雪の酒場
コロムビアミュージックエンタテインメント