怪しさ・美しさ満点?!夏泊半島の絶景ロケーション

公開日 : 2016年05月22日
最終更新 :

青森県内には、不思議なスポットや、不思議な伝説が残っている場所が、結構あります。笑

本州の最北端という土地柄もあり、誰かがこの地で尽き果てたとか、ここまで追われてきたとか...

今回ご紹介する場所も、そんな謂れのある不思議な土地であります。

青森市から海沿いを東にずーっとまっすぐ行くと、青森→浅虫→平内町へとたどり着きます。

平内町は、青森市の隣にある町。

南は山、北は海に面しており、「夏泊半島」という半島も、平内町に含まれています。

ホタテの養殖がさかんで、養殖ホタテの生産量は日本一!

冬は白鳥の飛来地としても有名で、豊かな自然を求めて毎年たくさんの白鳥がロシアから飛来してきます。

また、夏泊半島の椿山海岸は「日本の渚・100選」にも選ばれている風光明媚な場所です。

まだ雪の残る3月、きれいな快晴の日に、夏泊半島へドライブに行きました。

夏泊半島は、半島のカタチに沿って、海と陸の境目を半周することができるようになっています。

一方に海、一方に自生している椿を眺めながらのドライブは、爽快です!

この海岸線沿いを、ずーっと走ってきました。

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漁港として活用されている港の海も、こんなにきれい!

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こんな透明度が、至るところに存在します。これでも水深3メートルはあると思います。

さて、夏泊半島をひた走っていくと、前方になにやら島が...

車から降りて近づきます。

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どうやら、陸と島は橋で繋がっているようです。

そして、不思議な鳥居と看板がありました。

鳥居は・・・何のために、建てられたのでしょう。なんだかくぐるとワープしそうです・・・笑

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看板には手書きの文字で、「目の前に浮かぶこの島は、ほとんど知られていない 秘境の地」と書いてあります。

読み進めると、どうやら鎌倉時代の人物・源義経の娘とその恋人が、ここまで逃げてきて最期を迎えた場所のようです。

義経伝説には諸説ありますが、青森県の竜飛崎(本州最北端)まで義経が逃げ続けた、という説もあります。

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橋を通って島に渡ってみました。

橋はまっすぐ島へ行く為に延びていて、そのとき干潮だったのか、橋が架かっていなくとも岩場にほとんど海水もなく、島へわたることができました。

島には、石でできた急な階段が山の途中まで続いていて、途中で階段がなくなったかと思うと、獣道のような道なき道が頂上まで続いていました。

ここまで来たし、せっかくだから・・・と思って頂上まで上ってみました。

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・・・・うん、達成感はあるものの、景色がそんなに変わるわけではなかったです。笑

なぜかというと、島は建物があるわけでもない無人島。海の高さから景色を見るのと、高いところから景色を見るのと、普通なら、高いほうが見晴らしがよいのですが、

低い場所でも、景色を邪魔しているものは何一つ無いのです。

結局、島に上陸し登ったからといって、なにか得られるものがあったわけではありませんでした。

あとから聞いた話では、その島には野生のカモシカやサルが住んでいるとか・・・

春先には、カタクリという紫色の山野草の花も群生するそうです。

夏泊半島で、海の恐ろしいほどの深さと、心地よい優しさの両方を感じることができました。

なんといっても、島から見えた景色は、地球のどこへも繋がっていると思わせてくれるような壮大さがありました。

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みなさんも、お近くまで来たときにはぜひ!通りすがってみてください(^^)

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