小雨の白川から、二年坂三年坂を歩く。

公開日 : 2014年06月23日
最終更新 :
筆者 : Akio

梅雨らしい天気の週末、小雨の東山界隈を歩いてみました。

白川沿いの柳も、青々としています。

白川には、一本橋の古川町橋が見えます。

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この橋は、天台宗の荒行「千日回峰行」の行者が

渡ることから、「行者橋」とも「阿闍梨(あじゃり)橋」とも呼ばれる橋です。

橋の幅は、肩幅ほどしかなく、幅67センチ、長さ12メートル。

欄干もありません。(^.^)

僕は、吞み会の帰りには渡れません。

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枝垂れ柳の中、知恩院旧参道に続く太鼓橋が見えました。

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白川から東山を歩いて、二寧坂(二年坂)へ

二年坂通りに咲く紫陽花。

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二年坂から少し入った通りにあるのが、龍馬坂。

ここは慶応三年・十一月、海援隊士や陸援隊士らによる

坂本龍馬と中岡慎太郎の葬列が通った道。

誰が言うともなく「龍馬坂」と呼ばれるようになりました。

坂は正法寺方面に続いて行きます。

後ろを振り返ると八坂の塔が見えます。

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再び二年坂に戻り、三年坂に続く道。

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三年坂の中ほどには、明保野亭。

食べログにも登場する、竜馬御膳が人気です。

明保野亭は、幕末の時代、志士達の会合の場でもあったそうです。

坂本竜馬ゆかりの所としても有名で、司馬遼太郎の小説

『竜馬がゆく』にも登場しています。

当時のお店は、現在より少し北東位置にあったと言われています。

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三年坂から下り、裏路地から見えた八坂の塔。

幕末の時代・・坂本龍馬や新撰組の人達も、この塔を

見ながら東山を駆けていたのでしょうね。

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高台寺参道を上って、高台寺駐車場へ。

ここからは、雨に霞む六月の景色が見えました。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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