大沢池に燃え上がる嵯峨の送り火。

公開日 : 2014年08月21日
最終更新 :
筆者 : Akio

京都は、この時節 様々な送り火が行われています。

嵯峨・大覚寺では弘法大師『空海』の、命日前日にあたる

二十日の夜は、「宵弘法」でした。

2014・大覚寺・嵯峨の送り火 018

この夜、大沢の池には無数の灯籠が浮かびます。

灯篭は、夕暮れの時間と共に明かりが浮かび上がって来ます。

七時になり、桟橋で施餓鬼法要が始まりました。

僧侶の方々が、祭壇の前に来られ

般若心経の読経が始まりました。

2014・大覚寺・嵯峨の送り火 046

大沢の池は、観月の為に作られた日本最古の池で

1周は約1キロあります。

春は桜が見事。

今は蓮の花が咲いています。

2014・大覚寺・嵯峨の送り火 044

池中央の祭壇から炎が燃え上がりました。

精霊と夏を見送る「嵯峨の送り火」です。

2014・大覚寺・嵯峨の送り火 049

炎が水面に映っています。

池に響く般若心境。

お参りの方からも、手を合わせ唱和する声が聞こえて来ました。

2014・大覚寺・嵯峨の送り火 053

パチパチと、炎が池に響きます。

大覚寺。嵯峨の送り火。

炎は、精霊と行く夏を見送る様に燃え上がっていました。

2014・大覚寺・嵯峨の送り火 067

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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