秋を見届ける紅葉景色。竹の寺・地蔵院。

公開日 : 2014年12月03日
最終更新 :
筆者 : Akio

紅葉を追いかけて来たら12月に入っていました。

新聞の紅葉情報では、「紅葉見頃」が少なくなり「落葉近し」の文字が

並んで来ました。

落葉近しが並ぶ紅葉情報。

今年の紅葉も、いよいよ佳境と言う感じです。

竹の寺。2014・深秋景色 006

洛西の古刹「地蔵院」の紅葉景色。

ここでは、遅くまで紅葉景色が見られます。

寺院は、竹林が寺全体を包む様に広がり「竹の寺」と言われます。

竹の寺。2014・深秋景色 010

参道には、無数の散紅葉。

見上げると、空を覆う様に伸びる竹林。

竹の寺。2014・深秋景色 078

竹と楓と苔の景色。

舞い落ちた楓が、苔の上で輝きを放っています。

竹の寺。2014・深秋景色 047

地蔵院の始まりは、鎌倉時代。

ここは、一休さんが幼少の頃を過ごされた寺院。

竹の寺。2014・深秋景色 059

一休禅師は、後小松天皇の皇子として

応永元年(1394年)に地蔵院近くで生まれ、幼少の頃を、

この地で過ごされたそうです。

竹の寺。2014・深秋景色 017

この辺りは、山が近くまで迫り

今の時期は、午後四時を回ると夕暮れが訪れます。

竹の寺。2014・深秋景色 035

一休さんが過ごした620年前は、

さぞかし静寂の世界そのものだったでしょうね。

竹の寺。2014・深秋景色 032

竹の寺の深秋景色。

竹林を渡る風に、楓がはらはらと舞っています。

竹の寺。2014・深秋景色 018

深秋を詠った句。

「木の葉 降りやまず 急ぐなよ 急ぐなよ」

地蔵院。

秋を見送る紅葉景色が広がっています。

竹の寺。2014・深秋景色 069

《地蔵院》

◎  京都市西京区山田北ノ町23

◎  阪急電車 上桂下車 徒歩約15分   京都バス 苔寺下車 徒歩約3分市バス 苔寺口下車 徒歩約10分

◎  拝観時間 9:00~16:30  600円

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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