嵐山花灯路。光に浮かび上がる嵐渓と渡月橋。

公開日 : 2014年12月17日
最終更新 :
筆者 : Akio

嵐山花灯路のつづき・・・

竹林の小路から渡月橋に向かう道には

天龍寺の塔頭寺院、宝厳院が見えました。

宝厳院では嵐山花灯路の期間中、夜間特別拝観が行われています。

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宝厳院から少し歩くと、小倉百人一首の世界が見れる「時雨殿」。

嵐山花灯路は、「灯り」と「花」でつなぐ催し。

時雨殿前の、いけばなも光に包まれています。

時雨殿も、嵐山花灯路の期間中、夜間特別拝観が行われています。

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嵐山の渓谷に出ました。

紫色の淡い光に、山々が浮かび上がっています。

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嵐山は、渡月橋の西にそびえる山。標高381.5メートル。

嵐山の春の日は桜。

夏の夜の渓谷には、鵜飼いの明かりが灯っていました。

秋の紅葉の時を経て、山々は今 淡い紫色の世界。

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中ノ島公園から見る、渡月橋。橋の長さは、全長155m。

橋は、光に浮かび上がっています。

渡月橋の名の由来は、平安時代。

その当時、嵐山天龍寺のある場所に亀山庭園を持っていた亀山上皇が、

曇りのない夜空に月が橋を渡って行く様子を、

「くまなき月の渡るに似る」と表現された事から、渡月橋と

命名されたと言われています。

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平安時代の渡月橋は、現在より200mほど上流に位置していたそうで、

法輪寺への通行のために架けられたので、法輪寺橋と呼ばれていました。

その後、渡月橋は度重なる洪水や、応仁の乱で焼け落ちたりして来ましたが

江戸時代に(1606年)現在の位置に建設されたそうです。

中ノ島公園では、行灯が灯っています。

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2014・嵐山花灯路。寒い気温の日が続いていますが、嵐山には

「灯り」と「花」の世界が広がっています。

嵐山花灯路は21日まで。

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《嵐山花灯路》

◎ 日時  12月12日(金)~12月21(日)(灯りの点灯時間)17:00~20:30 ※雨天決行。

◎ 交通   JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩。

        阪急嵐山線「嵐山駅」から徒歩。

        嵐電(京福電鉄)嵐山線「嵐山駅」から徒歩。

◎ 散策無料 (ただし寺院等では拝観料が必要な場合があります。)

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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