嵐山花灯路。光に浮かび上がる嵐渓と渡月橋。
嵐山花灯路のつづき・・・
竹林の小路から渡月橋に向かう道には
天龍寺の塔頭寺院、宝厳院が見えました。
宝厳院では嵐山花灯路の期間中、夜間特別拝観が行われています。
宝厳院から少し歩くと、小倉百人一首の世界が見れる「時雨殿」。
嵐山花灯路は、「灯り」と「花」でつなぐ催し。
時雨殿前の、いけばなも光に包まれています。
時雨殿も、嵐山花灯路の期間中、夜間特別拝観が行われています。
嵐山の渓谷に出ました。
紫色の淡い光に、山々が浮かび上がっています。
嵐山は、渡月橋の西にそびえる山。標高381.5メートル。
嵐山の春の日は桜。
夏の夜の渓谷には、鵜飼いの明かりが灯っていました。
秋の紅葉の時を経て、山々は今 淡い紫色の世界。
中ノ島公園から見る、渡月橋。橋の長さは、全長155m。
橋は、光に浮かび上がっています。
渡月橋の名の由来は、平安時代。
その当時、嵐山天龍寺のある場所に亀山庭園を持っていた亀山上皇が、
曇りのない夜空に月が橋を渡って行く様子を、
「くまなき月の渡るに似る」と表現された事から、渡月橋と
命名されたと言われています。
平安時代の渡月橋は、現在より200mほど上流に位置していたそうで、
法輪寺への通行のために架けられたので、法輪寺橋と呼ばれていました。
その後、渡月橋は度重なる洪水や、応仁の乱で焼け落ちたりして来ましたが
江戸時代に(1606年)現在の位置に建設されたそうです。
中ノ島公園では、行灯が灯っています。
2014・嵐山花灯路。寒い気温の日が続いていますが、嵐山には
「灯り」と「花」の世界が広がっています。
嵐山花灯路は21日まで。
《嵐山花灯路》
◎ 日時 12月12日(金)~12月21(日)(灯りの点灯時間)17:00~20:30 ※雨天決行。
◎ 交通 JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩。
阪急嵐山線「嵐山駅」から徒歩。
嵐電(京福電鉄)嵐山線「嵐山駅」から徒歩。
◎ 散策無料 (ただし寺院等では拝観料が必要な場合があります。)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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