春を呼ぶ北野天満宮・梅花祭。
二十五日の北野天満宮は、梅花祭でした。
この日は、菅原道真公を偲び『梅花御供』を
神前にお供えし、祭典が営まれました。
境内では梅花祭神事のほか、豊臣秀吉の北野大茶湯に因んだ
『梅花祭野点大茶湯』が催され、上七軒の芸妓さん・舞妓さんによる
野点茶会が行われました。
境内には、梅の良い香り。
咲き始めた梅の花と 芸妓さん舞妓さんの
美しい着物姿・・・
まさしく春が来た様です。
梅の木に吊るされた短冊には、芸妓さん舞妓さんの詠まれた句。
「天神さん 紅白の梅 香り立つ」。
梅花祭は、道真公を偲び、約900年前から続く行事です。
北野天満宮には、約千五百本の
梅の木があります。
梅は、この日を待っていたかの様に
咲き始めて来ました。
舞妓さんの花かんざしも梅。
道真公が愛した、牛さんと梅の上には
抜ける様な青空。
『東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな』。
2015年、北野天満宮・梅花祭でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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