春への義理。御室桜。

公開日 : 2015年04月15日
最終更新 :
筆者 : Akio

それにしても雨が続きますね。

まるで梅雨の様な天気。

四月に入ってから何日、雨が降り続いているかと空を見上げてしまいます。

雨の合間をぬって、仁和寺へ御室桜を見に行って来ました。

御室さくら2015 004

仁和寺と言いますと、遅咲きの御室桜が有名ですが、

境内の参道横には、「有明」。

御室さくら2015 012

「楊貴妃」など、

 美しい桜が咲いています。

御室さくら2015 014

境内を進むと、

ミツバツツジと五重塔。

御室さくら2015 057

もみじも、青々として来ました。

御室さくら2015 058

そして、いよいよ・・・・この日の目的。

名勝・御室桜が咲く所に入りました。

御室桜は、遅咲きの桜で、京都市内のソメイヨシノが 

花吹雪になる頃に咲いて来ます。

御室桜の木の高さは2~3メートルと低く、

目の高さでお花見が出来ます。

桜の中に五重塔が見えます。

御室さくら2015 032

御室桜の花弁は、大ぶりで厚く

お多福桜とも呼ばれています。

御室桜は見頃の期間がとても短く、昔から 

京の人にとって、ここの桜を見ないと

「春への義理」が立たないと言われた桜。

御室さくら2015 036

川端康成さんは小説「古都」の中で、御室の桜の事を

「春の義理」と表現され

「ひと目見たら、春への義理は済む」と書かれていました。

この日、曇り空の下、御室桜は見事に咲いていました。

御室さくら2015 047

《仁和寺》

〇 所 京都市右京区御室大内33

〇アクセス  電車

         JR京都駅から市バス26号系統約40分「御室仁和寺」下車徒歩すぐ。

         京福電鉄御室駅下車徒歩すぐ。

〇アクセス  車 

         名神高速京都南ICから約40分   名神高速京都東ICから約40分

         駐車場   500円

〇観桜参拝   大人 500円 子供 200円   AM8:30-PM17:00

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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