哲学の道から法然院に歩く。

公開日 : 2015年06月24日
最終更新 :
筆者 : Akio

紫陽花の美しい季節。

雨上がりの哲学の道に咲く紫陽花。

哲学の道から赤山禅院 014

哲学の道は、左京区の琵琶湖疏水分線に沿った歩道。

道は、東山の永観堂近くの熊野若王子神社横から始まり、

銀閣寺道バス停付近の白川通今出川交差点まで続いています。

春は、桜。六月は紫陽花。秋は紅葉と四季それぞれの景色が

広がります。

哲学の道から赤山禅院 006

かき氷の暖簾が揺れていました。

哲学の道から赤山禅院 027

紫陽花咲く哲学の道。

何故に哲学の道と言うのでしょうか。

調べてみると、明治の頃から文人や哲学者がこの辺りに多く住む

ようになり「文人の道」や「哲学の小径」。「散策の道」「思索の道」

「疏水の小径」などと呼ばれて来ましたが、1972年に「哲学の道」と決まり

その名前が現在に至っているそうです。

哲学の道から赤山禅院 003

哲学の道から少し山に入ると、深い緑の法然院。

参道の向こう、茅葺の山門が見えました。

法然院さんは、境内散策自由の寺院。

深い緑に覆われた美しい境内を拝見する事が出来ます。

哲学の道から赤山禅院 036

青もみじに包まれた山門の景色。

哲学の道から赤山禅院 044

山門をくぐると、青もみじと白砂壇の世界が広がります。

参道の両側に見える盛砂は、白砂壇(びゃくさだん)。

縦7m横3mの砂紋模様は、水紋 波 渦 葉 花・・・時には文字などの模様も組み合わされ

お坊様により描き換えられています。

白砂壇には、流水模様が描かれていましたが

朝の雨で、砂模様は見えにくくなっていました。

哲学の道から赤山禅院 047

以前、法然院が紹介されていたJR東海のポスターの言葉は・・・・

「銀閣寺からそう遠くない哲学の道を東に入った法然院。

 茅葺の門をくぐると、白砂壇(びゃくさだん)の白と青もみじの

 コントラストが生み出す、初夏ならではのみずみずしい空間が目に入ります。

 古い歴史と今を生きる生命力がこの町では一つになっている。

 秋だけで、この町のもみじの魅力を語るわけには行かないようです。

 JR京都駅から市バス5系統で「浄土寺」下車、徒歩10分。

 ここから永観堂、南禅寺、さらに知恩院へどうぞ。散策には絶好です。」

雨上がりの哲学の道から法然院。

六月後半の景色が広がっています。

哲学の道から赤山禅院 050

≪法然院≫                      

○所 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地

○散策自由(伽藍内特別公開の期間中、伽藍内の拝観は有料)

○時間   6:00~16:00

○交通アクセス 市バス「錦林車庫前」下車、徒歩10分

                              ※そうだ京都行こうの言葉、お借りしています。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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