四条通り、老舗の京人形店に見る祇園祭。
コンコンチキチン コンチキチン。
市内では今、祇園祭の後祭りが行われています。
今日は宵山、明日の24日は山鉾巡行です。
コンコンチキチン。
お囃子が流れる四条通り。
その四条通にお店を構える人形の「田中彌」さん。
七月のショーウィンドウは、祇園祭。
白馬にまたがるお稚児さんの道中姿は、
祇園祭「社参の儀」。
後ろの色紙の俳句は、京都生まれの俳人・山口誓子さん(1901~1994)の句。
「 南北の 夜の通風に 祇園囃子 」 山口誓子
人形の「田中彌」さんは、1808年創業以来、
200年にわたって人形商を営む老舗。
雛人形、五月人形といった節句人形から市松人形、木目込み人形、
風俗人形、祇園祭山鉾ミニチュアまで多彩な商品が揃うお店。
夏を彩る美しい色紙。
お店の奥に進んで行くと、祇園祭の鉾提灯。
提灯の奥に広がる京町家。
部屋に飾られた山鉾に見入ってしまいました。
襖絵は近江八景。
人形の「田中彌」さんに見る祇園祭でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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