新緑の中、加茂街道で見る葵祭。
前ぺージからのつづきです。
午後三時の加茂街道。
先導する皇宮警察騎馬隊が見えました。
今までの騎馬隊の方は警察官の服装でしたが、
今の騎馬隊の方は平安装束です。
そして、お馬さんの脚を包むサポーターの色は『京紫』。
四月の加茂街道は桜並木でしたが、今は新緑のトンネルが続いています。
加茂街道は、賀茂川西岸を走っていて上賀茂神社からも近く
賀茂川では、かなり上流になります。
御所では、どこか距離感があった葵祭り。
ここ加茂街道で見る葵祭りは、
とても近くで見る事が出来ます。
平安衣装の方の足元は、足袋の上から草履や藁ぞうり。
この衣装で八キロからの距離を歩いて来られました。
新緑の中、フタバアオイの葉を付けた女官や武官が
次々と進んできます。
沿道から拍手が沸き起こると、
お祭りのヒロイン。
斉王代さんです。
こんなに近くからパシャ。
緑の中を行く葵祭。
織りと染が映えています。
最後尾の御所車が来ました。
目指す上賀茂神社は、もうすぐ。
京都の暦は葵祭が終わると、ゆっくりと次の暦に向かって
歩み始めます。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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