可憐なチシマザクラ～寒地土木研究所の一般公開は4月29日（水）まで延長
2015年4月23日、20℃前後まで気温が上がった札幌。
サクラの開花が進むと期待されていましたが、
24日現在、気温は11～12℃程度と寒く、
サクラの開花はやや足踏み状態で、まだまだ楽しめます！
Chishima Cherry Tree in the garden of Civil Engineering Research Institute for Cold Region, Sapporo
21日にはほとんどが蕾でしたが、
24日までに開花が進んだ木がありました。
かなり寒く、曇りから雨天に変わった
あいにくの天気のなか、
1本は満開でした。
Chishima Cherry Blossoms along the Shojin River
チシマザクラは、北海道でも旭川などの道北、
釧路・根室などの道東に見られる種のサクラです。
もとはサハリンや千島列島にあった種類のサクラだそうです。
寒地土木研究所のチシマザクラは、
約30年前、釧路と根室の間にある
道東・浜中町のサクラを植樹したそうです。
ほかのサクラに比べ、小さく白い花が特徴。
Chishima Cherry Blossoms with white and smaller flowers
ソメイヨシノの楚々と美しさは何物にも代えがたいですが、
チシマザクラの可憐さもステキです。
Chishima Cherry Tree with Pink Buds and White Blossom
満開になると白い花ですが、
蕾は濃いピンクという点も魅力です。
ソメイヨシノやオオヤマザクラ（エゾヤマザクラ）を
よく見る道央地域ですが、
この研究所では札幌に居ながら
チシマザクラを存分に堪能できます。
【寒地土木研究所】
札幌市豊平区平岸1条3-1-34
TEL： 011-841-1624
構内開放期間： 2015年4月20日（月）～4月29日（水）
構内開放時間：9：00～19：00
アクセス
・地下鉄南北線「中の島駅」1番出口より北へ約200m、徒歩約3分
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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