映画の街、茅ヶ崎で茅ヶ崎映画祭に行こう♪

公開日 : 2015年06月01日
最終更新 :
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今年で4回目となる「茅ヶ崎映画祭(chigasaki film festival)」が、明後日6月3日(水)〜26日(金)まで開催されますよ!

私は今回取材させていただくまで知らなかったのですが、実は"茅ヶ崎"と"映画"はとてもゆかりがあり、茅ヶ崎で脚本が書かれたり、茅ヶ崎に映画のモチーフがあったりすることがとても多いらしいのです。

これはもともと現在の茅ヶ崎がどのように発展してきたのかということとも関係があるよう。明治時代から避暑地として有名な茅ヶ崎に、岩倉具視や伊藤博文ら財政界の大物の他、市川團十郎や川上音二郎をはじめとする歌舞伎界の重鎮が別荘を構えたところ、小説家や絵画関係者が足を運ぶようになったことがきっかけだとか。例えば年に100日近くを茅ヶ崎の老舗旅館「茅ヶ崎館」に逗留して『晩春』、『麦秋』、『東京物語』など戦後の名作を書き下ろした小津安二郎監督はもっとも有名なひとりです。

ちなみに少し余談になりますが、その次世代、例えば岩倉具視の玄孫で両親ともに俳優の加山雄三や、茅ヶ崎で映画館を経営する父を持つ桑田佳祐など、映画や音楽が当たり前のように日常生活にあったからこそ湘南ミュージックが生まれてきたとも言え、これだけでもっといろいろ調べてみただくなってしまいます!

本題に戻り、この「茅ヶ崎映画祭(chigasaki film festival)」の特徴は、会場がひとつではなく、毎回約10箇所の別々の場所で上映されるということ。今年は9箇所で10作品が上映されますが、それぞれ上映形態(トークショーがあったりドリンクがついていたり)も料金(500円〜1600円)もまったく違うというのはなかなか珍しいのではないでしょうか?

「茅ヶ崎市民文化会館小ホール」や「茅ヶ崎市美術館」といった公けの場所から、「茅ヶ崎館」のような老舗旅館、他にも「Que」や「カンティーヌ・マシュー」といった居酒屋さんやレストランなどで上映され、あたかも茅ヶ崎の街をそぞろ歩くと映画祭会場に行き当たるというおもしろい仕掛けになっています。

上映作品一覧はこちらのページでご確認いただけるので、気になる映画や予定が空いている日時に上映される作品をクリックすると詳しい場所や料金、チケットの予約方法などが乗っているので、個別にアクセスしてみてください。

今回の上映作品の中には茅ヶ崎が題材になっていたり茅ヶ崎で書かれた作品は含まれていないのですが、映画祭を支える若者たちが選んだとっておきの作品を、ぜひ映画の街、茅ヶ崎で鑑賞してみてくださいね。

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